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沼津支所

2026.8.21
 小野寺威文主任研究員らの研究成果が、国際学術誌 『Oncogene』(2026年7月30日)に掲載されました!(外部リンク)

低栄養環境における膵がん細胞の代謝適応とストレス耐性を支えるTKTL1の役割を解明
【概要】

  • 膵がん細胞では、アミノ酸欠乏、特にグルタミン不足によりTKTL1の発現が誘導され、その制御にNF-κB/p50に関連したシグナルが関与することを見いだした。
  • 誘導されたTKTL1はTKTと機能的に相互作用し、総トランスケトラーゼ活性を増強した。TKTL1–TKT相互作用は低栄養条件下で増強された。
  • TKTL1は低栄養条件下におけるNADPHおよびATPの維持、酸化ストレス耐性、アポトーシス抑制に寄与し、膵がん細胞の代謝適応と生存を支えた。
  • TKTL1のノックダウンは低栄養ストレス耐性を低下させ、マウス腫瘍モデルにおいても腫瘍増殖を抑制したことから、TKTL1は栄養制限を受ける腫瘍に対する治療標的候補となることが示唆された。

論文名:TKTL1 mediates metabolic adaptation and stress resistance in pancreatic cancer cells under nutrient-deprived conditions
著者:小野寺 威文、坂本 修一、大庭 俊一、川田 学、百瀬 功
雑誌名:Oncogene (2026)
DOI:https://doi.org/10.1038/s41388-026-03913-7
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