微化研天然物ライブラリー(BiNPL)
微化研天然物ライブラリー部会(BiNPL)では、放線菌から単離した天然有機化合物を収集・保管すると共に、化合物を所蔵している研究者から化合物を寄託いただいて、多様性のある化合物ライブラリー構築を行います。化合物の名称・構造の他、物性データや機器分析データも収録した化合物データベースを作成・公開し、化合物の利用を希望する研究者に化合物を提供します。

ご利用希望の方は下記手順にて手続きをお願いいたします。
1)利用者登録
雛形を用意しておりますので、下記2点にご記入の上、送付をお願いいたします。
・利用者登録書 (doc)
・アッセイ系の研究紹介 (ppt)
送付先:np_lib@bikaken.or.jp
研究紹介は微化研天然物ライブラリーをご利用されている他の研究者との競合を確認するため、またアッセイ系の評価についてご相談するための資料とさせていただいております。確認後、こちらから今後の手続きなどをご案内いたします。
2)Webミーティング(Zoom)
ご都合の良い日時をご相談の上、「微化研天然物ライブラリー部会」によるWebミーティング(Zoom)を開催いたします。Webミーティングでは、利用者登録にてお送りいただいた研究紹介や追加資料をもとにご説明をお願いいたします。
3)お試しライブラリーの提供
化合物提供について、通常ではMTA(Material Transfer Agreement:研究成果有体物移転契約書)を締結した上、有償(手数料の実費負担)での化合物提供を行っております。契約手続きの都合上、お時間をいただくこともございますのでご了承ください。
BiNPLにてお試しライブラリーを送付後、アッセイ系にてご評価いただけましたらご連絡をお願いいたします。ご連絡後、再度Webミーティングを開き、評価条件などをご確認いたします。
4)化合物Pilotライブラリーの提供
Authenticライブラリーにて評価条件などに問題がない場合、再度MTAを締結した上でPilotライブラリーの評価をお願いいたします。評価結果のご連絡後、再度Webミーティングを開き、ヒット化合物の確認および探索を行います。
なおPilotライブラリーの構造情報は基本的に非開示ですが、評価によりヒットした化合物については構造を開示いたします。
5)共同研究契約締結及び類似化合物の提供
Pilotライブラリーにてヒット化合物が確認できた場合、類似化合物の提供へと進みます。
なおこれ以降については、MTA締結によるものではなく、双方同意の元、共同研究契約を締結した上での化合物提供に限らせていただいております。共同研究契約を締結した場合、送料のみ着払いにてご負担いただきますが、それ以外の実費負担はございません。
共同研究契約の締結後、類似化合物を送付いたしますので評価をお願いいたします。これ以降も必要に応じて評価のご連絡、Webミーティング、化合物の送付を繰り返しましてヒット化合物の絞り込みを行います。
6)評価完了後について
BiNPLのヒット化合物を用いて外部へ発表する際は、事前にご連絡をお願いいたします。
共同研究契約期間の終了が近づいた際はご連絡いたしますので、現況報告の上、契約期間の延長または終了をお選びください。終了の際は共同研究成果報告書の提出をお願いしております。
化合物提供について
微化研天然物ライブラリー「BiNPL」の化合物をご利用希望の方は、利用手引に従い、利用者登録を始めとする手続きをお願いいたします。BiNPLは化合物の販売を目的とした事業ではございません。そのため、正規の手続きに従わずに特定の化合物を提供することはできませんのでご了承ください。

化合物の提供量について
DMSO溶液にて各10mM-10uLを基本量としており、それを超える量や粉体での提供はお断りすることがございます。代わりとして、化合物購入の代理店を紹介することは可能です。
有償提供について
BiNPLではAuthenticライブラリー及びPilotライブラリーの提供において、基本的に有償での提供を行っております。なおここでの有償の内訳は、化合物の保管・管理やハンドリング作業に伴う消耗品費・人件費、発送費などを指し、化合物の購入費は一切含まれておりません。そのため、BiNPLの有償提供とは手数料の実費負担であり、化合物の販売ではございませんのでご留意ください。 下記に有償提供での各手数料(税込)を掲載いたします。
| Authenticライブラリー | 23,713円 |
| Pilotライブラリー | 51,785円 |
| 梱包・送料 | 495円 + 送料 |
評価の都合でもう1セット提供する場合も再度同じ手数料がかかります。 共同研究契約を締結した場合は手数料の負担はございませんが、送料のみ着払いでご負担いただいております。
MTAによる手続きについて
BiNPLではAuthenticライブラリー及びPilotライブラリーの提供において、基本的にMTA(Material Transfer Agreement:研究成果有体物移転契約書)を締結した上で、有償提供を行っております。ここではその手続きについて説明いたします。
1)MTA及び見積・請求・納品書【案】のご確認
利用者登録にてお送りいただいた情報をもとに、BiNPL部会にてMTA及び見積・請求・納品書【案】を作成し送付いたしますので、利用者及び利用者側のMTAの手続きに関係する各部門にもご確認いただきます。この段階ではまだ【案】となりますので、正式な書面は後ほどお送りいたします。
この手続の際、関連部門からMTA内容について変更のご要望をいただくことが多くございますが、MTA案は公益財団法人微生物化学研究会の決済を済ませた内容となっており、ご要望にお答えできない場合がございますのでご了承ください。
2)正式なMTA及び見積書のご決済
ご確認いただいた書面をもとに、理化学研究所の研究支援部から正式なMTA2部と見積書を発行して送付しますので、MTAの手続きに関係する各部門にて決済をお願いいたします。決済が済みましたら、押印済みのMTAを2部ともご返送ください。なおMTAと見積書の発行にお時間をいただくことがございます。
3)化合物ライブラリー及び各書類のお受け取り
ご返送いただいたMTA2部を当方にて押印後、化合物ライブラリーと共にMTA1部、納品書、見積書を送付いたしますので、お受け取りをお願いいたします。
共同研究契約の締結について
共同研究では、BiNPLは初期評価のための化合物の提供を担当し、利用者は独自の技術にて化合物の評価を実施いただきます。評価された結果は化合物リソース運営委員会にて共有し、ヒット化合物を両者にて検討させていただきます。
- ヒット化合物の類縁体はBiNPLの中から類縁体検索によって提示いたします。
- ヒット化合物や類縁体が多数見いだされた場合、構造クラスタリングなどの手法により候補化合物の構造グループ区分などを行います。
- 既にBiNPLと共同研究契約を結んでいた方と同じヒット化合物や類縁体が見いだされた場合、その化合物の提供や構造の公開をお断りすることがございます。
3)契約期間終了後
契約期間終了日の2~3ヶ月前になりましたら、こちらから共同研究契約の継続要否をご確認いたします。
下記よりお選びいただき、それぞれお手続きをお願いしております。
継続の場合
・共同研究計画書の変更手続き
一旦現在の契約を予定通り終了し、新たな契約を締結する場合
・共同研究計画書の新規手続き
・共同研究成果報告書の提出
終了の場合
・共同研究成果報告書の提出
いずれの場合もこちらから雛形をお送りいたしますので、お知らせください。
共同研究計画書の変更または新規手続きについてはお早め(終了日の一ヶ月以上前)の手続きをお願いしております。